大森南朋の父親は俳優で舞踏家の麿赤兒。読み方は?親子共演はした?


出典:https://www.daily.co.jp/

数々のドラマや映画で独特の渋さのある演技を見せてくれる俳優の大森南朋(おおもりなお)さん。

今回は、大森さんのお父様にについてまとめてみました。

意外かもしれませんが、大森さんは2世タレントだったんです!

大森南朋の父親は麿赤兒 読み方は?

大森南朋さんのお父様は、麿 赤兒(まろ あかじ)さんと言います。

読み方が非常に難しいですし、名前を聞いてもピンときませんね・・・。

しかし、顔を見れば「あっ!」分かる名脇役の方でした!

出典:https://spice.eplus.jp/

確かに!ドラマや映画で見たことありますね!

麿赤兒さんは、俳優、舞踏家、演出家として、活動されてます。

見た目は”Theいぶし銀”、親子そろって渋めの個性派俳優ですね(笑)

ちなみに、この「赤兒(あかじ)」という名前の由来は、「寒い冬の日に便所で尻を拭いたら、切れ痔で紙が真っ赤っかだった。それを見てつけた」なのだそうです。

痔で血が出たことを芸名にしたのは、後にも先にも麿赤兒さんだけではないでしょうか。

大森南朋の父親・麿赤兒とは?

それでは、麿赤兒さんの経歴について、見ていきましょう。

■プロフィール
名前:麿 赤兒(まろ あかじ)
本名:大森 宏(おおもり ひろし)
生年月日:1943年2月23日
出身:石川県金沢市
出身校:奈良県立畝傍高校卒業、早稲田大学中退

大学中退後に、劇団「ぶどうの会」に入団し劇団上部の政治的な議論に嫌気がさして退団します。

当時は戦後から高度経済成長にかけて時代、若い人が政治に強く関心のあり全国各地で学生運動も行われてました。

純粋に演技をしたかったにも関わらず、別の事に方向が向かっていくのが嫌だったのかもしれませんね。

その後、1964年に、劇作家の唐十郎(から じゅうろう)の劇団「状況劇場」の旗揚げから参加し、唐が提唱する「特権的肉体論」を体現する役者として1970年まで活動します。

唐十郎 1940年2月11日生、劇作家、演出家、俳優、小説家。
出典:https://spice.eplus.jp/

「状況劇場」を退団した理由は、唐十郎の書くセリフが長さに嫌気さしたのだとか(笑)

退団後は、「芝居はもうやめだ!」という気持ちになり、なんと実業家に転身します。

レコード販売や、米の直送販売、象牙の販売(←違法なんじゃ?(笑))など、色々やったそうですが、全て失敗します。

「自分には商売は向いてない」と1年ほどで商売をやめ、1972年に独自で舞踏集団「大駱駝艦(だいらくだかん)」を旗揚げします。


出典:https://www.cinra.net/

この大駱駝艦は今も活動されています。

大駱駝艦とは、ざっくり言うと「全身白塗りが金箔塗りで優雅に踊る」そんな感じでしょうか。

舞踏を「BOTOH」として海外公演も行っています。


出典:http://goldnews.jp/

たまに野外でもお祭りのイベントとして踊ることもあるので、ご覧になった方もいるかもしれません。

麿赤兒さん76歳になった今もステージ立たれています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

大森南朋 月に吠える。さん(@tsukinihoeru.6960.naoomori)がシェアした投稿

現在「大駱駝艦」は47年目、半世紀近く続けてられるとは、頭が下がります。

大森南朋の父親・麿赤兒の出演ドラマ、映画は?

そんな舞踏家としての麿赤兒さんですが、一般的にはドラマや映画などで名脇役としてのイメージが強いのではないでしょうか。

祖父役や組織のドンのような役で、毎年のように数々のドラマや映画に出演されています。

最近ですと、今年7月スタートのドラマ「ルパンの娘」で、深田恭子演じる主人公「三雲華」にスリの技を教え込んだのが祖父役として出演されました。


出典:https://www.fujitv.co.jp/

2018年には、大ヒットした映画「翔んで埼玉」で、Gackt演じる麻実麗の父親「西園寺宗十郎」を演じても話題となりましたね。

https://twitter.com/m_tondesaitama/status/1097000104282664960

大森南朋と父親・麿赤兒の親子共演は?

そんな麿赤兒さんですが、大森南朋さんとの親子共演はあるのでしょうか?

実は、映画「まほろ駅前多田便利軒」という作品で、既に親子共演されています

出典:https://www.asmik-ace.co.jp/

この映画は、多田便利軒という駅前の便利屋を営む多田啓介(瑛太さん演じる)と、その友人・行天春彦(松田龍平さん演じる)の1年間を描いた作品で、多田便利軒の常連客役として麿赤兒さん近所の弁当屋店主・山田役に大森南朋さんが出演されてます。

しかも、こちらの映画の監督が大森南朋さんのお兄さんの大森立嗣(おおもり たつし)さん。

映画試写会の舞台挨拶にて、大森立嗣さんは親子共演のキャスティングのエピソードを語ってます。

「親父はだいたい『わしは就職活動中だ!』とかワケわかんないこと言ってるから、じゃあ出てもらおうかみたいな感じで(笑)。南朋は、メシ食ってるときに『出る?』って聞いたら『おぅ、出る出る』みたいな軽~い感じでしたね」

この作品以外では、今のところ親子共演はありません。

大森南朋さんのインスタには、麿赤兒さんとの親子ツーショットや、お兄さんの立嗣さんとのスリーショットの写真が投稿されることもあります。

 

この投稿をInstagramで見る

 

大森南朋 月に吠える。さん(@tsukinihoeru.6960.naoomori)がシェアした投稿

 

この投稿をInstagramで見る

 

大森南朋 月に吠える。さん(@tsukinihoeru.6960.naoomori)がシェアした投稿

いつか親子役として共演!なんていうのを期待せずにはいられませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です